平凡こそ至高

躁うつ患者でも楽しく平凡に生きてるよ

今と昔

昨日の夜、家族に「たまには外に出ないと復帰する時しんどいよ~」と言われたので、素直に今日は外へ散歩へ行って来ました。

近所のスーパーまで遠回りして、知らない道を歩いてると、仄かにいい香りが。

もう金木犀の香りがする季節なんですね。引きこもっていると薄っすらとしか感じられなかった季節の移ろいを感じる事が出来ました。

色々な事から離れていると、忘れてしまう事が増えて行くのかもしれません。

 

10月に入ってから、頭のもやもや感が少し晴れて来て、元通りとは行かないけれど家事の段取りもシャキシャキ出来てきて、電話応対も6割平常心で出来るようになりました。

今日、傷病手当金の手続きで、健康保険組合に連絡をしたのですが、スムーズに電話の受け答えが出来てとても嬉しかったのです。先月までは、心臓がバクバクだわ声が震えるわで、電話一つでえらいこっちゃでした。

こんな私だけど、10年前は、某メーカーのお客様相談室に勤務していました。毎日シャキシャキ電話応対をしていたとは、自分でも信じられません。

ただ、あの頃は、世間的にはいい会社に勤めて、そこそこのお給料をもらって、遣り甲斐のある仕事をしている気がしていましたが、ストレスの発散方法が下手くそでお酒に溺れたり、喘息になったりと色々辛かった気がします。

今は、いつ社会復帰出来るかまだ分からないし、経済的な心配もあります。だけど、意外なくらい心が平和で、今までの人生の中で一番幸せな時を過ごしている気がしています。そう感じられるって事は、これまでのボロボロ人生も無駄ではなかったのかな~。

「昔があるから今がある」ってやつなのかな。

明日も散歩に行こうと思います。